携帯電話に入り込んだゲーム
携帯電話端末に入り込んだゲームも、元々は携帯型ゲーム専用機から出発しています。
この元祖といえば、1980年に発売された任天堂の「ゲーム&ウオッチシリーズ」にあたると思います。
それまでのゲームといえば、主にゲームセンターの筐体(ディスプレイ)で遊ぶものだったコンピューターゲームを、小さい携帯できるものに改良した時点で、それは小さくされ持ち運べるという単純な行為だけで、非常に画期的なことでありました。まるで、太古の昔に、水中から初めて陸上に生物が到達した行為に似ているかもしれません。
携帯型ゲームはその後進化し続け、テレビをゲームのモニターとして利用するゲーム機「ファミリーコンピュータ」タイプが開発され、ゲームソフトを記憶したカートリッジを交換することでいろいろなゲームを遊べるようになりました。
このゲーム機が普及したことから、ゲーム機自体は持ち歩けないもの、ゲームソフトは持ち歩けるため、仲のよい友達とソフトが重複しないように買いあえば、お互いにソフトを持ちよることでいくつものゲームで遊べることになるので、形を変えた携帯型ゲーム機とも言えるのかもしれません。
このあと、再び携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」タイプの機種などが登場しきます。機器ごとの持ち運びが可能になったうえに、画像もさらに進化して、美しいものになって、さらに進化していました。
携帯型ゲーム機はその後、バンダイの「たまごっち」のような簡単な仕組みものから、ソニー・コンピュータエンタテインメントのPSPのような高度なものまで、さまざまなメーカーによって、様々な可能性を秘めた開発がされ続けてきています。
かたや、携帯電話でもゲームを楽しむ顧客が増えたことに着目し、携帯電話専用のコンピュータゲームも1999年頃から登場し始めています。これらに提供されるゲームソフトは、携帯端末の性能向上によって、画面表現能力が向上し、携帯電話の爆発的な普及もあって、「ゲームボーイ」タイプのゲーム機と並び、携帯端末も携帯型コンピュータゲームの主流となりつつあります。
携帯電話用アプリの開発言語として、JAVA以外にも、auのBREWなどが登場し、現在では、より複雑で画像も美しい携帯電話用ゲームが次々に生まれてきています。
但し、携帯端末機はまだまだモニターは小さいです。ゲームが精密になればなるほど、モニターはある程度の大きさがないと、楽しむためのゲームとはなりません。このモニターの大きさを、今度どのようにするかというのが、携帯電話の課題なのかもしれません。

